Beat Saberのグローバルランキングの分布
Beat Saber は VR リズムゲームで,有志が作成した ScoreSaber という仕組みでプレイヤーの腕前を Performance Point(pp)として測定,比較できます. ScoreSaber の Global Ranking の全体の pp の分布を調べました. 人口の分布は富士山型でなだらかでした. 様々な難易度のランク譜面があり,その難易度の変化は連続的だと読み解きました.
お前は誰だ
Beat Saber が上手な人が書いている記事ではないことを理解してください.そういう記事がほしい人はここで引き返してください.
運動不足解消に Beat Saber で遊び始めて半年近くなります. 初めは公式譜面で遊んでいましたがキャンペーンモードを最後までクリアしたのをきっかけに mod を導入してカスタム譜面に取り組み始めました.
mod を入れると Score Saber の Global Ranking に載るようになります. 特に上位を目指しているわけではありませんがこちらの記事と合わせて自分が楽しめる難易度の譜面を探すのに重宝しています. 最近 1 曲で 160pp を超えるパフォーマンスが出るようになり始め,順位では 5000 位を突破したようです.

私の成績です
モチベーション
pp の仕組みはBSMG WikiとここからリンクされているBeat Saber Guide To Scoring, Modifiers, The Rank System And Moreを読むと大まかなことがわかります. accuracy と得られる pp の関係は最近更新され,ここで解説されています. (ScoreSaber からリンクが消えてしまいましたがTwitterのリンクは残っています.) 上位を目指して効率よく pp を稼ぐには上位 20~30 曲くらいの accuracy を 85%前後に上げ,accuracy を上げ終わったら新しい曲に取り組む戦略が良いことが知られているようです.
上位を目指すランカーの方々はこのような戦略を取って努力しているのだと思いますが,そうでない人もたくさんいると思っています. Global Ranking の中で pp の分布をみたら 2 極化している様子がみれるのだろうかと疑問に思ったので試しにやってみました.
方法
Global Rankingは 1 ページに 50 人分が表示され,URL 末尾の数字がページ数になっています.
末尾にあたるページを手動で探したところ 3670 が末尾で最下位は 183460 位(183460 = 50 * 3669 + 10)でした.
夜に末尾を探して寝て起きたら 1000 人ほど増加して末尾が 3688 になっていました.
全員分の pp を調べてヒストグラムを作りました.
スクリプトはgithubに置きました.
結果と考察
スクリプトの実行に数時間かかったため 3688 ページまで全員分の pp を調べている間にさらに後ろに末尾が伸びてしまいました. スコアの更新が行われてカウント漏れした人がいたりするかもしれませんが大まかな傾向は掴めるのではないかと思います. 184400 人分のデータが得られ,プロットした結果がこちらになります. 横軸が pp で縦軸が人数です.(さぼってごめんなさい.) 幅は 200pp で区切っていて,左端と右端は 100pp ずつになっています.

結果(全体)
18 万人のうち 14 万人は 100pp に満たない人だとわかりました. 圧倒的多数は mod を入れてもランク曲をプレイしていないようです. ランク曲でないカスタム曲で遊んでいるとか公式譜面でのみ遊んでいるが見た目などの mod を入れた時に ScoreSaber も導入したという状態なのではないでしょうか.
結果(縦のみ拡大)
結果(6000pp以上の部分,階級幅100pp)
全体的な傾向として右下に向かってなだらかに下がっていく様子が見られます. これと言ってあからさまな谷はなく,唯一 10000pp の部分が高く 10400pp の部分が低いように見える程度です. 拡大してみましたが 10400pp の部分に難しさの壁があるのかもしれません. pp を稼げる特定の譜面群をクリアしているかどうかの境目だったら面白いと思いますが,10000pp over の方々がどんな譜面をプレイしているのかなど雲の上の話過ぎて私は知りませんしこれ以上の追求はしません.
現在 3000pp 程度の私にとって重要な事実として当面の間明確な壁は存在しないということがわかりました. ありとあらゆる難易度のランク譜面が用意されているということになります. 前向きに捉えればなだらかに段階的にステップアップしていけるということであり,逆に言えば次の段階の目標となる譜面を明確に定めにくいということになります.
結論
- Global Ranking に載っている人数は日々増えている
- Global Ranking に載っている人の大半はランク譜面をプレイしていない
- 超上位のごく一部を除いて難易度が連続的になる多数のランク譜面が用意されている